渡辺淳一的純愛考

2004年9月27日
ふとTVを見ていたら、渡辺淳一さんが出ていた。
最近の「純愛ブーム」に一言物申す、って感じで(笑)

彼の書いた「失楽園」はあまりにも有名で
当時テレビドラマになったものも真剣にみた記憶がある(^^;;;
彼は確かに「純愛」という言葉が似つかわしくない作品が
多いんじゃないかな、と(全ての作品を知っているわけではないので
偉そうな事は言えないけど・・・)

彼がいうには、確かに純愛というのは、うける層が広いから
ブームになるだろう、と。
「せかちゅう」にしても「冬ソナ」にしても
若いときの恋愛を対象にしてあるわけで、
そういう記憶を呼び戻す、またはその真っ只中にある人というのは
多いんだろうと思われる。

でも、人間誰しも年齢を追う毎にいろんな経験をし、
成長をしていくわけだから
恋愛も変化していくのが人間である、と。

だから「純愛」は、あまりにも現実的ではなく、
今の自分ではありえないものではないか・・・。

71歳、と言っておられた渡辺淳一氏が言う、その言葉に
妙に説得力があり、納得するものであった。

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